無料でできる!LINEスタンプの宣伝方法まとめ

      2020/01/20

あなたのLINEスタンプを知って貰うには、どう宣伝すればいいだろうか?

LINEスタンプ「中二カノジョ」は日本語版に続き台湾版も先日リリースされ、一ヶ月と少しで販売累計約16000本となりました。
支援してくださった方、ありがとうございます。LINEスタンプ制作に良い感触を持ちましたし、大変励みになります。
他言語版(英語、タイ語、インドネシア語など)も審査中ですし、「中二カノジョ」の続編スタンプ新スタンプも既に制作に入っています。
当サイトへのアクセス解析を見ていると、「LINEスタンプ 宣伝」といった検索から来てくれる方が多いようで、やはりスタンプクリエイターの悩みは「宣伝方法」にあるようです。
LINEクリエイターズスタンプって、毎日150種類以上出てるようですからね。
工夫しないと埋もれてしまう、という懸念は誰しも持ってるものだと思います。

(参考)【寄稿】遂にLINEクリエイターズスタンプの謎が判明!?1ヶ月間のLINEクリエイターズスタンプの販売数・前日比を調べました。
|スタンパーズマガジン|LINEスタンプ検索サイト Stampers(スタンパーズ)

というわけで、今回はLINEスタンプ販売に有効な宣伝方法について考えてみました。

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有料の宣伝は有効か?

有料の宣伝というと、Google Adwordsやアフィリエイト、バナー画像の有料掲載やプレスリリースなどが考えられますが、現状ではお金をかけた有効な宣伝方法は特に見当たらないと感じています。(もしあれば教えて欲しいです。)
二つ理由があります。
一つめの理由は、コンテンツとAdwordsのようなキーワード検索広告は相性が悪いこと。検索かけてLINEスタンプのようなコンテンツを買う人はほとんどいません。
二つめの理由はコストです。スタンプは1セット売れても50円しか入ってこない薄利多売の商材なので、1クリックあたりの宣伝効果がコストに見合わないと思うのです。
宣伝広告費を仮に売上の10%と多めに見積もったとしても、スタンプ1種あたり5円しかかけられません。1コンバージョン(販売成立)5円程度になるクリック単価で掲載してくれるサイトがあれば良いのですが、現実には難しいでしょう。
有名サイトに有料バナー広告を掲載すると、安くても月10万円はかかりますよね。
だからこそ、今回はできるだけ無料で行う方法を考えてみました。しかもいずれも自力でできる事ばかりです。
テレビや雑誌などマスメディアに紹介されるともちろん効果はありますが、それって他力ですから。あくまで無料・自力でできる事があるはずです。
ただし無料といっても、実際はそれなりに手間と時間がかかります。そういう意味ではゼロコストではありません。
宣伝は制作以上に、地道な努力が必要だと思います。

(1)Twitter、FacebookなどのSNSを利用する

TwitterやFacebookを利用するのは誰でも思いつくと思いますし、実際にソーシャル流入という導線は一番効果的だと思います。
ですので、常日頃からTwitter、Facebookで人との繋がりを増やし、アカウントを育てていくという心がけが重要になると思います。
かといって、宣伝だけのアカウントはフォローしたくないもの。毎日手間暇をかけてSNSを利用し、魅力的なクリエイターであることをアピールできると良いですね。
イラストレーターなら、時々おもしろ画像を制作して画像つきツイートをすると良いと思います。
個人への認知度を高めておくと、発売前・発売日にLINEスタンプを画像つきツイートで紹介すると、拡散しれくれる可能性は高いです。
Facebookでも「いいね!」で拡散していきます。
また、Twitterアカウント名に「LINEスタンプ販売中」などと加えておけば、同じスタンプクリエイターがフォローしてくれる可能性が高いです。
僕はLINEスタンプクリエイターのTwitterアカウントはリストに入れて時々見る事にしていますし、気になる方はリフォローする事も多いです。

(2)クリエイター同士で相互に宣伝協力する

(1)の応用ですが、TwiterやFacebookをきっかけに、クリエイター同士で仲良くなり、拡散に協力し合うという方法です。
お互いWin-Winな宣伝協力関係を作ることができるので、有効な手段だと思います。
結局のところ、宣伝のリソースはお金ではなく、その人が集めることができる「関心」が根っこにあるのです。
もし影響力のある有名な人(インフルエンサー)が紹介してくれたらかなり効果があると思いますが、何かの機会にお友達になるか、運任せなところがありますので確実とは言いがたいところがあります。
一つ一つの出会いの縁を大事にしていくのが良いと思います。

(3)公式サイトを作り、スタンプの世界を拡げるランディングページを作る

自分のブログ・サイトを作り、スタンプ販売ページへのランディングページを作る方法です。
ランディングとは「着地」という意味。Twitterなどからリンクを貼り、サイトに誘導してスタンプ購入に繋げるのですね。
ランディングページでは、スタンプ画像の全掲載はもちろん、スタンプにはない描き下ろしイラストなどを掲載するとお客様も得した気分になり、より好印象を持ってくれるかもしれません。
(スタンプは購入前から全ての画像が見られるという興味深い商材です。LINE上でコミュニケーションに使うという機能を売っているからです。ですのでどんどんスタンプ画像は公開していきましょう。)
最終的にはスタンプキャラの「ファン」を作ることができたらいいですよね。
そういったキャラクター展開まで考える場合は特に、公式サイトは必須になると思います。

(4)ニコ生、Youtubeなどの発信チャンネルを作る

これはかかる手間・時間などの問題でできる人は限られてしまうかもしれないのですが、ニコニコ生放送やYoutubeで配信できるチャンネルを自分で作ってしまうという方法です。
僕たちは「アキバ通信」というネットラジオをニコニコ動画で隔週生放送しており、過去の放送はYoutubeチャンネルでも視聴できるようにしています。
イラストレーターの鏡乃もちこがパーソナリティーとして出演しています。
こういった発信チャンネルを持つことで、番組内で告知する事ができます。
また他人が放送している番組にゲスト出演して、告知させてもらうという方法も有効だと思います。そのコネクション作りも、SNS等での日頃からの人脈作りが効いてくるところだと思います。

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まとめ。狙うのは「初動でのランキング上昇」!

以上、「SNSの活用」「クリエイター同士での相互宣伝協力」「公式サイトの制作」「発信チャンネルを作る」の4つを取り挙げてみましたが、いかがでしょうか?
今のところ、他の方法が思いつかないのです。(^_^;) 他にあればぜひ教えていただきたいくらいです。
ですから毎日こつこつと、魅力をアピールしていくことが大事だと思います。
上記4つのうちどれかを丹念に行うことで、初動でのランキング上昇が少しは見込めると思います。
初めてLINEスタンプを販売してみて、初動でのランキング順位はとても重要だと感じました。
リリース時にランキング上位ページに掲載されず、なかなか売れないLINEスタンプは多いのではないでしょうか。
知らないものは、買うことができません。だからまず知って貰うことは重要です。
ある程度の「発売日に買うよ」という人を増やすことにより、初動は優位に戦えるようになるはずです。
それからの売上の継続性は、スタンプの内容勝負になると思います。
また、発売後も定期的にSNSなどで宣伝する事は、忘れないでください。
しつこいくらいにやらないと、なかなか人目にはとまらないものです。
その場合は、あまり機械的なポスト方法を使わず、毎回しっかり考えながらアピールすると良い効果を得られると思います。
やっぱり多くの人が「好きって言ってくれる」「スタンプを使ってくれている」のはとても嬉しいものです。せっかく作ったスタンプを、愛情をこめてしっかり宣伝してあげましょう。

以前投稿したこちらのエントリーも参考にどうぞ。こちらはリリース前、リリース時の注意事項を中心にまとめています。
LINEスタンプが3日間で1600DL超え。個人でもできる宣伝・販促の考え方

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